ディナーラッシュ (2006.03.03)

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制作 : 2001年(アメリカ)
監督 : ボブ・ジラルディ
出演 : ダニー・アイエロ / エドアルド・バレリーニ / カーク・アセヴェド / デニス・ファリナ / デヴィッド・クラムホルツ

これ、まったくの駄作という人と、最高傑作という人とはっきり批評が割れてしまう典型的な映画のようです。
もちろん私は傑作派なのですが。

父が築いた伝統的なレストランを、おしゃれで流行のレストランに変えてしまった息子。
父子の愛憎から殺人まで、この人気レストランのたった一晩のディナータイムに起こるエキサイティングな事件の数々。

やたらと怒鳴るシェフ、ギャンブル中毒、評論家に芸術家に金融マンに警察官にギャングなど、とにかく登場人物が多く、ゆえにいろいろな個性が大暴走します(笑)。
しかし、こんなに絡み合った登場人物ひとりひとりの個性がちゃんと見えてくるところが素晴らしい。

監督のボブ・ジラルディはトライベッカで実際にレストラン経営をしており、舞台になった「ジジーノ」は彼が所有する店なのだそうです。
厨房の中の煩雑な音とか、客でごった返す臨場感は彼の経験からくるものなのですね。

舞台となったトライベッカはもともと倉庫街だったのですが、近年アーティストの聖地となり、いろいろな国籍の人が住んでいるため、ものすごく刺激的な街です。
私も過去に何度かトライベッカに行ったことがあり、街の雰囲気を知っているせいか、ジジーノに集う人々にはとてもリアリティを感じました。

ラストは「そうくるかっ」という意外な展開。
いろんな意味で非常に味わい深い作品でした。

DVDの特典としてレシピがついてるのも面白いですね。

マッチスティック・メン (2006.01.03)

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制作 : 2001年(アメリカ)
制作 : ロバート・ゼメキス
監督 : リドリー・スコット
出演 : ニコラス・ケイジ / サム・ロックウェル / アリソン・ローマン

松田優作の遺作「ブラック・レイン」の監督です。
最近では「キングダム・オブ・ヘブン」とか、大作(?)のイメージが強かったのですが、キャストが、ニコラス・ケイジの詐欺師とは・・・・。

このストーリのテンポで殺人は重すぎるだろ・・・・? とか、途中、なんか怪しいと思っていろいろ勘ぐりつつも、最後までグイグイ引っ張られ、なかなか面白かったです。

どこにでもいそうなおじさんだけど、ニコラス・ケイジが上手い。
潔癖症で不完全な父親という役どころ、はまり役でしたね。

キリング・ミー・ソフトリー (2006.01.02)

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制作 : 2001年(アメリカ)
監督 : チェン・カイコー
出演 : ヘザー・グレアム / ジョセフ・ファインズ

なーんだかなぁ・・・・。
チェン・カイコー巨匠も、こんなのも撮るんだなぁと、ある意味驚きで。

自国では撮れない類の作品なのは分かるが、いやー、個人的には全く面白くなかったし。
お色気なのか、サスペンスなのか、よう定まらず、出会いも別れも簡単すぎないか?

ヘザー・グレアムのセクシーなのだけで持った感じですな。
ジョセフ・ファインズもかっこよかっただけに、ちと残念であります。

木曜組曲 (2005.11.29)

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制作 :2001年(日本)
監督 : 篠原哲雄
原作 : 恩田 陸
出演 : 鈴木京香 / 原田美枝子 / 富田靖子 / 西田尚美 / 加藤登紀子 / 浅岡ルリ子

竹中直人が出てるから見ようと思ったのに、冒頭にしかでてこなかった・・・・ orz

これは映画だよね?全体的に2時間ドラマ見てるみたいな感じ。
歌手でない加藤登紀子さんを初めて見たけど、感動しました。
浅岡ルリ子さんは紙(原稿)を頬張ったり、冷水を浴びたり、微妙な奇行が似合う(笑)。
年齢を重ねた二人のベテランがやけに美しい。

しかし、犯人は誰だよ?みたいな。
様々に推理されるが、結局どこにも落ちない。(むーーーー)

うぐいす館と呼ばれる和洋折衷な感じの家屋、五角形の食卓、そういうところがやけに印象に残る。
食事のシーンが多かったが、この形態で食事する理由って何かあるんだろうか?
(ぜんぜん関係ないけど「家族ゲーム」の横長一列の食卓を思い出した。)

個人的にはもうちょっとアクティブなやつのほうが好きかな。
語られる作家な会話を聞き漏らしてしまうと、以降のストーリーが理解不能になったりする。
耽美派とか何とか「文学」というものにイマイチ疎いせいか、少々疲れた。

[原作本] 木曜組曲(この手の作品は原作本のほうが良いかも)

コースト・ガード (2005.10.23)

[DVD] コースト・ガード [DVD] コースト・ガード
制作 : 2001年(韓国)
監督 : キム・ギドク
出演 : チャン・ドンゴン / キム・ジョンハク / パク・チア / ユ・ヘジン

みーんな狂ってる。
子供のようにしているミヨンがすごく痛かった・・・・。
自分が今まで観てきた韓国映画の中では一番スゴかった。
カン上等兵とミヨンの狂気の中に笑顔が混じり始めたあたり、もうホラーです。
手榴弾で人がバラバラ、暴力シーン満載。
何度も観るのを止めようと思ったけど・・・・。

病院送りになるカン上等兵が手錠を掛けられた時の表情はすごかったね。
それを密かに見ているミヨンの表情は絶対に狂人ではなかった。
この表情から、これは彼女の復讐かなとも思い始めたり。

ミヨンが血で染まった水槽でサカナをかじってる姿、いろんな意味で恐ろしくて正視できなかったが、あそこで、ミヨンの兄さんが「狂気」ではなく「怒り」で向かってくれたことが、この映画唯一の救いだった。

ラストでサッカー(バレーボール?)をしている回想シーンで、なんか画面が不自然に止まるので、巻き戻して分かったこと。
「僕のこの真心を」というところで、コート中央の有刺鉄線が無くなってる。
よく見れば、コートには朝鮮半島が描かれているのね・・・・。

戦争の時代ではなく、現代の日常を軍服で闊歩するシーンは日本人の感覚からいうとあまりにも不自然だけど。
南北問題を抱え、実際に徴兵される韓国の人たちは、この映画をどう見るのか。

しかしこの映画、人間同士が愛情を持って関わるシーンがほとんどない。
そのせいか、どうにも後味がよろしくないよ・・・・。

朝鮮戦争 (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

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